音穴(読み)インケツ

デジタル大辞泉 「音穴」の意味・読み・例文・類語

いん‐けつ【音穴】

きんそうの胴の裏側にある穴。共鳴音が外へ出やすいように開けてある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「音穴」の意味・読み・例文・類語

いん‐けつ【音穴】

  1. 〘 名詞 〙 和琴(わごん)および箏の胴の裏面にある穴。琵琶覆手(ふくじゅ)の下の隠月も音穴といわれる。共鳴した音が外部に出るためのもの。おんけつ。音出(いんしゅつ)

おん‐けつ【音穴】

  1. 〘 名詞 〙 和琴(わごん)および箏の胴の裏面や琵琶の覆手(ふくじゅ)の下にある穴。胴内の空気振動を外部に伝えるためのもの。いんけつ。〔楽家録(1690)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android