音響器(読み)おんきょうき

精選版 日本国語大辞典 「音響器」の意味・読み・例文・類語

おんきょう‐きオンキャウ‥【音響器・音響機】

  1. 〘 名詞 〙 電信モールス符号など電流変化による信号を音に変えて聞き分けるため、電磁石の働きによって接極子が上下して接点をたたくようにした受信装置。
    1. [初出の実例]「仏国より購求したる音響機は、〈略〉目下練習艦に於て試用中なりと」(出典:東京横浜毎日新聞‐明治一八年(1885)八月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android