順光寺小路(読み)じゆんこうじこうじ

日本歴史地名大系 「順光寺小路」の解説

順光寺小路
じゆんこうじこうじ

[現在地名]柳川市曙町あけぼのまち

隠居いんきよ小路の北に並行する東西の通りに沿った両側町。西は八軒屋はちけんや北西西覚寺さいかくじ小路、北東横山よこやま小路。初めは鋤崎すきさきの内であった(柳河明証図会)。享保八年(一七二三)から同一一年の状況を示すとみられる町小路等絵図によれば竈数三二で、扶持人や大工らが居住していた。西端にあたるのちの八軒屋にあった伊勢堂の角から東端の堀際までの長さ一〇六間余・道幅二間(柳川惣町図)町名の由来となった順光寺(現浄土真宗本願寺派)は通りの北側にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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