順縁(読み)ジュンエン

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 仏語。縁が果とその性質を等しくするとき、その縁をいう。一般には善事を縁として仏道にはいること。→逆縁
※発心集(1216頃か)五「况や志深く届きて順縁たらば、決定往生たるべし」
② 年齢の順に年老いたものから死んで、若いものがその供養をすること。→逆縁
※大観本謡曲・巴(室町末)「所はここぞお僧達。同所の人なれば、順縁に弔はせ給へや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の順縁の言及

【ソロレート】より

…またソロレートは,ベンバ族,ナバホ族などの母系社会でもみられる。日本でもヨメナオシ,順縁などと称され,イエの存続のため,あるいは残された子を他人の継母よりも叔母の手で育てさせるといった配慮と結びついて行われている。【末成 道男】。…

※「順縁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android