順縁(読み)ジュンエン

デジタル大辞泉の解説

じゅん‐えん【順縁】

仏語。仏道に入る善事としての縁。仏道に入る縁となる善事。⇔逆縁
年をとった者から順に死ぬこと。⇔逆縁

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

じゅんえん【順縁】

〘仏〙 聞法もんぼうなど人を仏道に導くべき出来事が原因で仏道に入ること。
親・子・孫という、老人・年長の者から順に死ぬこと。
▽⇔ 逆縁

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

じゅん‐えん【順縁】

〘名〙
① 仏語。縁が果とその性質を等しくするとき、その縁をいう。一般には善事を縁として仏道にはいること。→逆縁
※発心集(1216頃か)五「况や志深く届きて順縁たらば、決定往生たるべし」
② 年齢の順に年老いたものから死んで、若いものがその供養をすること。→逆縁
※大観本謡曲・巴(室町末)「所はここぞお僧達。同所の人なれば、順縁に弔はせ給へや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の順縁の言及

【ソロレート】より

…またソロレートは,ベンバ族,ナバホ族などの母系社会でもみられる。日本でもヨメナオシ,順縁などと称され,イエの存続のため,あるいは残された子を他人の継母よりも叔母の手で育てさせるといった配慮と結びついて行われている。【末成 道男】。…

※「順縁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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