善事(読み)ゼンジ

デジタル大辞泉 「善事」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐じ【善事】

よいこと。
自分のした事が―だという変な意識」〈志賀小僧神様
めでたいこと。

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精選版 日本国語大辞典 「善事」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐じ【善事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よい事柄。道理にかなった行ない。
    1. [初出の実例]「発一愛語、施一利行、同一善事此応知」(出典往生要集(984‐985)大文四)
    2. 「善事は執にひかれて善所にまうづ」(出典:古今著聞集(1254)一五)
  3. めでたい事柄。〔戦国策‐秦策・昭襄王〕

よ‐ごと【善事・吉事】

  1. 〘 名詞 〙 よい事柄。めでたいこと。
    1. [初出の実例]「新(あらたし)き年の初めの初春の今日降る雪のいや頻(し)け余其騰(ヨゴト)」(出典:万葉集(8C後)二〇・四五一六)

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