須藤しげる(読み)スドウ シゲル

20世紀日本人名事典 「須藤しげる」の解説

須藤 しげる
スドウ シゲル

大正・昭和期の挿絵画家



生年
明治31(1898)年9月17日

没年
昭和21(1946)年2月3日

出身地
愛知県

本名
須藤 源重

別名
筆名=重とも

経歴
中村岳陵に日本画を学ぶ。「少女画報」「少女倶楽部」などに作品を発表、吉屋信子「花物語」、加藤武雄「君よ知るや南の国」などの少女小説挿絵好評を得た。川口松太郎愛染かつら」をはじめ、恋愛小説の挿絵も手がけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「須藤しげる」の解説

須藤しげる すどう-しげる

1898-1946 大正-昭和時代前期の挿絵画家。
明治31年9月17日生まれ。中村岳陵(がくりょう)に日本画をまなぶ。「少女画報」「少女倶楽部」などに作品を発表,吉屋信子「花物語」,加藤武雄「君よ知るや南の国」など少女小説の挿絵で好評をえる。川口松太郎「愛染かつら」など恋愛小説の挿絵もおおい。昭和21年2月3日死去。49歳。愛知県出身。本名は源重(げんじゅう)。筆名は重とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android