新撰 芸能人物事典 明治~平成 「須賀不二男」の解説
須賀 不二男
スガ フジオ
- 職業
- 俳優
- 本名
- 蜂須賀 昭行
- 生年月日
- 大正7年 7月27日
- 出生地
- 兵庫県 淡路島
- 学歴
- 高輪中
- 経歴
- 大泉演技研究所を経て、昭和12年新興キネマに入社。その後、古川緑波一座、吉本歌劇隊を経て、戦後は劇団たんぽぽ、空気座と移り、27年松竹入社。手堅い演技の脇役として数多くの映画に出演、とくに時代劇の悪役で強烈な個性を発揮した。その後、テレビや舞台出演が中心となり、代表作に、映画「日本の悲劇」「まごころ」「早春」「東京暮色」「小早川家の秋」「座頭市」シリーズ、「昭和残侠伝」、テレビ「極楽への招待」「水戸黄門」「大風呂敷」、舞台「屋根の上のバイオリン弾き」「孤愁の岸」「毒薬と老嬢」などがある。晩年は竹中直人監督の映画「無能の人」「119」「東京日和」に出演した。
- 受賞
- 日本映画批評家賞(特別賞)〔平成7年〕
- 没年月日
- 平成10年 7月20日 (1998年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報