頑素(読み)がんそ

精選版 日本国語大辞典 「頑素」の意味・読み・例文・類語

がん‐そグヮン‥【頑素】

  1. 〘 名詞 〙 おろかな性質。頑迷な性格
    1. [初出の実例]「猥受負荷之重寄、頑素之甚墨而已」(出典玉葉和歌集‐文治二年(1186)七月二七日)
    2. [その他の文献]〔魏武帝‐譲増封武平侯表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「頑素」の読み・字形・画数・意味

【頑素】がん(ぐわん)そ

おろかなたち。魏・武帝〔武平侯に増封することを譲(せ)むる表〕伏して自ら三省するに、質頑素、材志鄙下なり。

字通「頑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む