頓服薬(読み)トンプクヤク

精選版 日本国語大辞典 「頓服薬」の意味・読み・例文・類語

とんぷく‐やく【頓服薬】

  1. 〘 名詞 〙 対症療法のため、症状発現ごとに服用させる薬。一回分を一包にしてある。頓服剤。頓服。
    1. [初出の実例]「このたびは解熱剤を与ふべしとて、頓服薬(トンプクヤク)など投じ行きつ」(出典:己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android