解熱剤(読み)ゲネツザイ(英語表記)antipyretics

デジタル大辞泉 「解熱剤」の意味・読み・例文・類語

げねつ‐ざい【解熱剤】

解熱に用いる薬剤アスピリンフェナセチンなど。解熱薬。熱さまし。
[類語]熱冷まし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「解熱剤」の意味・読み・例文・類語

げねつ‐ざい【解熱剤】

  1. 〘 名詞 〙 解熱に用いる薬剤。ねつさましの薬。キニーネ、アンチピリン、アスピリン、フェナセチンなど。解熱薬。
    1. [初出の実例]「又其初発病未だ十分に発達せざる者に、解熱剤とし用ひて殊効あり」(出典:七新薬(1862)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「解熱剤」の意味・わかりやすい解説

解熱剤
げねつざい
antipyretics

発熱時に熱を下げるために使われる薬剤。解熱と同時に,鎮痛,催眠作用のあるものも多い。最も広く使われているものは,スルピリンなどピリン系薬剤のほか,アセトアミノフェンフェナセチン,アスピリンなどである。ピリン系薬剤にはピリンアレルギーがあるので,服用時に注意が必要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android