頓田川(読み)とんだがわ

日本歴史地名大系 「頓田川」の解説

頓田川
とんだがわ

今治市南部を北流する川。流路延長一六キロ、集水面積は約四〇平方キロ、五葉の森(八四〇・六メートル)に源を発し、越智おち朝倉あさくら村で高大寺川、黒谷川等と合流する。平野部に入ってからは流路五キロ、川幅約八〇メートル。上流では蒼社そうじや川よりも急流で、広い洪積層を堆積している。

国分こくぶ村庄屋の加藤家記録によると「旧ハ富田川ト書又朝倉川ト云」とあり、江戸時代には朝倉川とするものが多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android