領家花崗岩(読み)りょうけかこうがん

最新 地学事典 「領家花崗岩」の解説

りょうけかこうがん
領家花崗岩

Ryoke granite

領家変成帯内に分布する花崗岩質岩類の総称。チタン鉄鉱系列に分類される。広域変成作用とほぼ同時あるいはやや遅れて貫入した古期領家花崗岩と変成岩類に複変成作用を与える新期領家花崗岩に区分。古期領家花崗岩は石英閃緑岩~花崗閃緑岩~花崗岩と変化に富み,強い片麻状構造をもって変成帯の構造に調和的に貫入。新期領家花崗岩は一般に均質塊状で非調和的に貫入。領家グループ(1972)以後,中部地方の領家花崗岩は濃飛流紋岩の活動を境にして古期・新期に分けられるようになった。一方で,近年の年代研究のデータ蓄積により,従来の古期・新期の区分が適切ではないと考えられ始めている。ジルコンU-Pb年代として105〜70Maが報告されている(例えば,Mateen et al., 2019, Takatsuka et al., 2018)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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