頚丈(読み)くびだけ

精選版 日本国語大辞典 「頚丈」の意味・読み・例文・類語

くび‐だけ【首丈・頸丈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「くびたけ」とも )
  2. 足もとから首までの高さ。転じて、物事の多くつもるさま。くびったけ。
    1. [初出の実例]「首だけ沈み侍る故、横平にひざかがみて」(出典:承応神事能評判(1653)松風)
  3. くびったけ(首丈)
    1. [初出の実例]「有ひんそうが、わかしゅに、くびだけうちこうて」(出典:咄本・九行整版本昨日は今日の物語(1636)上)

頚丈の語誌

→「くびったけ(首丈)」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android