頤指(読み)イシ

デジタル大辞泉 「頤指」の意味・読み・例文・類語

い‐し【×頤指/×頤使】

[名](スル)あごで指図して思いのままに人を使うこと。
兎角とかく公子等に―せられるので」〈鴎外魚玄機

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 兎角 項目

普及版 字通 「頤指」の読み・字形・画数・意味

【頤指】いし

あごで使う。〔旧唐書、郭子儀伝〕麾下の老將、李懷光の輩の(ごと)き數十人、皆王侯重貴、子儀頤指すること、僕隷の如し。

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