主に人間の顔を外側からながめたときの下顎を表わすのが本来の用法である。アギ、アギトに比べ中古・中世を通じて使用頻度が高く、顎(あご)を意味する代表的な語であった。この状況は近世前期の上方では保たれたが、近世後期の江戸ではオトガイの使用は減少する。この時期、アゴが下顎の意味でも使われるようになると、アゴとオトガイとの意味上の区別が失われ、オトガイは顎の代表語の地位をアゴに譲った。→あぎ・あぎと
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…脱臼後は早く整復する必要がある。
[おとがい(頤)]
下顎の正中部,下唇の下に,横走する溝をへだてて突出する部分である。英語でchinと呼ぶ部分であるが,日本語には〈おとがい〉といういささか古びた言葉しかなく,日常は〈あご〉や〈下あご〉で不正確ながらこの部分を指すことが多い。…
※「頤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新