頭石村(読み)かぐめいしむら

日本歴史地名大系 「頭石村」の解説

頭石村
かぐめいしむら

[現在地名]水俣市湯出ゆで

湯出ゆのつる川の最上流部である頭石川の流域にあり、おん(七三四・九メートル)の西南麓に位置し、北に津留つる村、西に招河内まんぱ村がある。寛永一六年(一六三九)の葦北郡地侍御知行割帳(徳富文書)に「袋村内かくめ石村」とみえ、四名の地侍が記される。水俣手永に属し、「国誌」には「項石村」とあり、辻堂一をあげる。明治七年(一八七四)招川内まんぱ村・追廻おいまわし村・大窪おおくぼ村とともに湯出ゆのつる村に合併した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android