頸動脈体(読み)けいどうみゃくたい(その他表記)carotid body

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「頸動脈体」の意味・わかりやすい解説

頸動脈体
けいどうみゃくたい
carotid body

頸動脈小体,頸動脈球,頸動脈腺,頸動脈間神経節など種々の名がある。総頸動脈が内と外の頸動脈に分れるところに接して存在する化学的受容器。赤みを帯びた長さ 5mm,幅 2.5mm,厚さ 1.5mmぐらいの多角形で,上皮様細胞の塊をもち,豊富な毛細管網がみられる海綿体様の小体で動脈の外膜に包まれている。機能的には大動脈体と同様で,血液の酸素分圧や二酸化炭素分圧の変化,その他化学的物質の刺激を受容し,反射的に呼吸を変化調節させる。これの摘出は気管支喘息,特発性脱疽などに効果があるといわれている。

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