額小袖(読み)がくこそで

精選版 日本国語大辞典 「額小袖」の意味・読み・例文・類語

がく‐こそで【額小袖】

  1. 〘 名詞 〙 額裏にした小袖。外から見えやすい裏の部分に上等の布を、見えにくい胴裏などには粗末なものを用いて仕立てた小袖。
    1. [初出の実例]「がく小袖の右の袖をまくりて」(出典:洒落本・廓節要(1799))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android