額裏(読み)ガクウラ

デジタル大辞泉 「額裏」の意味・読み・例文・類語

がく‐うら【額裏】

額の裏。
着物の仕立て方の一。衣服の裏の人目につきやすい所によい布を用い、花鳥・人物・風景などの模様のある緞子どんす羽二重はぶたえなどを用いること。がく。

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精選版 日本国語大辞典 「額裏」の意味・読み・例文・類語

がく‐うら【額裏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 額の裏面
  3. 着物の上着および下着の裏の仕立方一種。衣服の裏の見えやすい襟、褄、裾に胴裏よりよい布を用い、また、羽織の裏に花鳥山水模様などの広幅物を用いて仕立てること。また、そのもの。額仕立て。がく。
    1. [初出の実例]「小袖。縮めんあるひは袖の菖蒲革染、〈略〉裡は小納戸ちゃに紅(もみ)の額うら」(出典洒落本当世風俗通(1773)中之息子風)

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