日本歴史地名大系 「額平川」の解説 額平川ぬかびらがわ 北海道:日高支庁平取町額平川沙流(さる)川の左岸に入る支流の一つで、平取町の中央部を西に貫流する。一級河川。日高山脈の戸蔦別(とつたべつ)岳・幌尻(ほろしり)岳の西面や二岐(ふたまた)山・糠平(ぬかびら)山の南面の水を集め、平取町の糠平・豊糠(とよぬか)・貫気別(ぬきべつ)地区を経て、荷負(におい)で沙流川(二風谷ダムの湖水面)に合流する。流路延長五八・七キロ(うち指定区間五五・五キロ)、流域面積三八四・三平方キロ。「戊午日誌」(沙留誌)には「ウカヒラ」とみえ、「本名ヌカヒラの由也。其名義は昔し爺二人婆一人レヽヱカニと云て、まがり刎て歩行しと云が故に如此号しと云へり。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by