額田坦(読み)ヌカダ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「額田坦」の解説

額田 坦
ヌカダ ヒロシ

大正・昭和期の陸軍軍人 陸軍中将。



生年
明治28(1895)年9月5日

没年
昭和51(1976)年9月21日

出生地
岡山県邑久郡長船町飯井

学歴〔年〕
陸士(第29期)卒,陸大〔昭和3年〕卒

経歴
陸軍省補任課長を経て、昭和15年独立歩兵第11連隊長。17年参謀本部総務部長、翌年同第3部長。20年陸軍省人事局長(陸軍中将)。戦後は、23年巣鴨拘置所入所の後、戦争受刑者世話会、全国戦争犠牲者援護会各常務理事、千鳥ケ淵戦没者墓苑奉仕会理事長などを務めた。著書に「陸軍に裏切られた陸軍大将」「陸軍省人事局長の回想」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「額田坦」の解説

額田坦 ぬかだ-ひろし

1895-1976 大正-昭和時代前期の軍人。
明治28年9月5日生まれ。陸軍省にはいり,人事局補任課長,独立歩兵十一連隊長,参謀本部第三部長などを歴任し,昭和20年人事局長となる。陸軍中将。昭和51年9月21日死去。81歳。岡山県出身。陸軍大学校卒。著作に「陸軍省人事局長の回想」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例