顔掛け(読み)かおかけ

精選版 日本国語大辞典 「顔掛け」の意味・読み・例文・類語

かお‐かけかほ‥【顔掛・面帕】

  1. 〘 名詞 〙 婦人貴人が、頭からかける薄い絹などの布。婦人が帽子に取り付けて顔を覆う網や紗(しゃ)の布。ベール
    1. [初出の実例]「帝姫の面帕(カホカケ)を脱がしめたるに、先づ其鮮奸たるに驚き」(出典:暴夜物語(1875)〈永峰秀樹訳〉驢牛雇夫の寓言)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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