顕晦(読み)ケンカイ

デジタル大辞泉 「顕晦」の意味・読み・例文・類語

けん‐かい〔‐クワイ〕【顕×晦】

[名](スル)現れることと隠れること。世に出ることと世を逃れること。
玉石―し、草木栄枯してもって景を成す」〈吉岡徳明・開化本論〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顕晦」の意味・読み・例文・類語

けん‐かい‥クヮイ【顕晦】

  1. 〘 名詞 〙 あらわれることとかくれること。世に出て栄えることと、世をのがれて跡をくらますこと。
    1. [初出の実例]「命有通塞。迹有顕晦」(出典本朝文粋(1060頃)一・菟裘賦〈兼明親王〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐隠逸伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む