デジタル大辞泉 「顳顬」の意味・読み・例文・類語 こめ‐かみ【顳=顬/蟀=谷】 《米噛かみの意》耳の上、目のわきの、物をかむと動く所。しょうじゅ。 しょう‐じゅ〔セフ‐〕【×顳×顬】 こめかみ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「顳顬」の意味・読み・例文・類語 こめ‐かみ【顳&JISEFA4;・蟀谷】 〘 名詞 〙 ( 「米噛(か)み」の意 ) 耳の上、髪の生えぎわの部分で、物を噛むと動くところ。こうがめ。しょうじゅ。〔十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「右の外眦(めじり)から顳顬(コメカミ)に掛けて、大きな引弔(ひっつり)があるので」(出典:金貨(1909)〈森鴎外〉) しょう‐じゅセフ‥【顳&JISEFA4;】 〘 名詞 〙 額の両側面部で耳の上部と目、眉との間のあたり。こめかみ。〔解体新書(1774)〕 〔広韻‐入声・葉韻〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例