風当(読み)かぜあたり

精選版 日本国語大辞典 「風当」の意味・読み・例文・類語

かぜ‐あたり【風当】

  1. 〘 名詞 〙 風が吹き当たること。転じて、外からの攻撃圧迫などにいう。
    1. [初出の実例]「大木が彼処此処に衝立って居る。風当りの強きゆゑか、何れも丸裸体になって」(出典:空知川の岸辺(1902)〈国木田独歩〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android