風穴を開ける(読み)カザアナヲアケル

デジタル大辞泉 「風穴を開ける」の意味・読み・例文・類語

風穴かざあな・ける

槍・鉄砲弾丸などで、胴体を貫く。「どてっぱらに―・けてやるぞ」
転じて、閉塞感のある組織事態などに新風を吹き込む。「寡占市場に―・ける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「風穴を開ける」の意味・読み・例文・類語

かざあな【風穴】 を 開(あ)ける

  1. (やり)や鉄砲で胸や腹を突き通す。
  2. 胴体に穴をあける。特におどし文句に使われる。どてっぱらに穴をあける。
    1. [初出の実例]「こいつらは横ぱらへかざ穴をあけて、ふいごのかはりにしてやるべい」(出典:洒落本・卯地臭意(1783))

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