風負(読み)かざまけ

精選版 日本国語大辞典 「風負」の意味・読み・例文・類語

かざ‐まけ【風負】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風圧に耐えられないで折れたり、しなったりすること。かぜまけ。
    1. [初出の実例]「風まけのする荷を牛は二日引き」(出典:雑俳・柳多留‐一八(1783))
  3. 風の日(八朔(はっさく))の遊興で散財したため、金に困ること。
    1. [初出の実例]「風(カザ)まけもせず十五夜を仕舞ふ也」(出典:雑俳・柳多留‐一七(1782))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android