風野村(読み)かざのむら

日本歴史地名大系 「風野村」の解説

風野村
かざのむら

[現在地名]栃木市箱森町はこのもりまち

箱之森はこのもり村の西に位置し、西は泉川いずみかわ村。もとは風の舞かぜのまいもしくは風の前かぜのまえといい、箱之森と一村をなしていたが、近世初頭皆川氏によって独立村になったという。慶長一四年(一六〇九)までは皆川広照領であったと思われる。慶安郷帳に村名がみえ、田六〇石余・畑二三石余で幕府領。寛文四年(一六六四)の武蔵岩槻藩領知目録に村名が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む