飛上(読み)とびあがり

精選版 日本国語大辞典 「飛上」の意味・読み・例文・類語

とび‐あがり【飛上】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とびあがること。
  3. とっぴな言動をすること。また、その人。ひょうきんもの。むこうみず。はねあがり。
    1. [初出の実例]「楚の国の者は水や土によるか人の心がとびあかりにけなげにすすどいぞ」(出典:玉塵抄(1563)一)
    2. 「かんばんにいつはりなしの浮虚(うはき)にて、ヲットきなさいのとびあがりなるべし」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)
  4. 低い地位から一足とびに出世すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「飛上」の読み・字形・画数・意味

【飛上】ひじよう

飛昇。

字通「飛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android