飛交う(読み)トビカウ

デジタル大辞泉 「飛交う」の意味・読み・例文・類語

とび‐か・う〔‐かふ〕【飛(び)交う】

[動ワ五(ハ四)]入りまじって飛ぶ。とびちがう。「かもめが―・う」「うわさが―・う」
[類語]乱れ飛ぶ飛び違う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛交う」の意味・読み・例文・類語

とび‐か・う‥かふ【飛交】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 多数の鳥・虫などがたがいに入り乱れてとぶ。入りまじりとぶ。とびちがう。比喩的にも用いる。
    1. [初出の実例]「枝ごとに鶴ぞとびかふ」(出典:定家本土左(935頃)承平五年一月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android