飛川村(読み)ひがわむら

日本歴史地名大系 「飛川村」の解説

飛川村
ひがわむら

[現在地名]小浜市中井なかい 下中井

みなみ川左岸に位置し、北東滝谷たきだに村。青井あおいからの丹波道が通る。中世には名田なた庄に属し、須恵野すえの村の一名として建保三年(一二一五)頃には存在したらしい(宝治二年四月二四日付「安居院実忠・同公直連署去状案」大徳寺文書)。正和三年(一三一四)正月一九日付僧経乗譲状案(同文書)の記す須恵野村四名の一として「日(河カ)名」があり、当地と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android