飛過(読み)とびすぎる

精選版 日本国語大辞典 「飛過」の意味・読み・例文・類語

とび‐す・ぎる【飛過】

〘自ガ上一〙 とびす・ぐ 〘自ガ上二〙
① とんで通過する。
今昔(1120頃か)三「三千大千世界を飛過て」
② 心が移りやすく、いつも遊女をかえて買う。
浮世草子・新吉原常々草(1689)下「飛過(トビすぎ)たる人とはきのふまでは〈略〉まんぢ屋のこざつまにあふかと思へば、けふは〈略〉三浦のかせ山にたはぶれける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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