最新 地学事典 「飛驒-隠岐帯」の解説
ひだおきたい
飛驒-隠岐帯
Hida-Oki Belt
飛驒山地から隠岐島に及ぶ地帯で,西南日本内帯の最も内側に位置し,日本列島の最古の片麻岩類が分布する構造帯。山陰地域の三郡帯北縁に飛驒変成岩・船津花崗岩に類似する岩石の産出が知られており,この帯の南縁は中国地方北縁にかかる可能牲がある。西南日本内帯の最上部にナップとして衝上していると考えられている。初生的にはアジア大陸の一部であったと考えられるが,その帰属は明確になっていない。また,隠岐変成岩と飛驒変成岩は形成年代が異なり,同一起原ではないという見解もある。K.Ichikawa et al.(1990)命名。
執筆者:小松 正幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

