飜木禽村(読み)ぽんききんむら

日本歴史地名大系 「飜木禽村」の解説

飜木禽村
ぽんききんむら

[現在地名]網走郡津別町字木樋きとい・字本岐ほんき・字二又ふたまた・字大昭たいしよう・字布川ぬのかわ・字相生あいおい・字さかえ・字共和きようわ・字恩根おんね・字沼沢ぬまさわ・字双葉ふたば

明治初年(同二年八月―同六年)から大正四年(一九一五)まで存続した村。北東流する網走川とその支流ポンキキン川・ケミチャップ川・チミケップ川などの流域に広がる。北は達媚たつこぶ村。近世にはクスリ場所のうち。「東蝦夷地場所大概書」には「キヽニ村」、「廻浦日記」には「キヽン」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android