デジタル大辞泉 「食み」の意味・読み・例文・類語 はみ【▽食み】 《動詞「は(食)む」の連用形から》1 食うこと。また、くらし。2 「食はみ跡あと」の略。3 「食はみ物」に同じ。「或ル片目ナ鹿、海端ヲ廻ッテ―ヲ尋ヌルガ」〈天草本伊曽保・片目な鹿〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「食み」の意味・読み・例文・類語 はみ【食・馬銜】 〘 名詞 〙 ( 動詞「はむ(食)」の連用形の名詞化 )① 食うこと。食べること。また、くらし。扶持(ふち)。② 「はみもの(食物)」の略。[初出の実例]「シカ ウミバタヲ マワッテ famiuo(ハミヲ) タヅヌルガ」(出典:天草本伊曾保(1593)片目な鹿の事)③ ( 馬銜 ) 轡(くつわ)の馬の口にくわえさせるところ。はめ。[初出の実例]「轡の名所の事、はみ・ほうみ・立聞」(出典:今川大双紙(15C前)馬に付て式法之事)④ ( 馬銜 ) 馬を制するため、口に縄をかませて、その端を馬の頭上でしばっておくこと。また、その縄。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例