デジタル大辞泉 「食兼ねる」の意味・読み・例文・類語 くい‐か・ねる〔くひ‐〕【食(い)兼ねる】 [動ナ下一][文]くひか・ぬ[ナ下二]1 食べるのに苦労する。「かたくて―・ねる」「多すぎて全部は―・ねる」2 暮らしに困る。「一人でも―・ねるほどの薄給」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「食兼ねる」の意味・読み・例文・類語 くい‐か・ねるくひ‥【食兼】 〘 自動詞 ナ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]くひか・ぬ 〘 自動詞 ナ行下二段活用 〙① 食べづらく感じる。食べきれないでいる。② 食うに困る。生活に窮する。[初出の実例]「喰かねぬ聟も舅も口きいて〈芭蕉〉 何ぞの時は山伏になる〈曲翠〉」(出典:俳諧・続猿蓑(1698)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例