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食糧兵器 しょくりょうへいきfood weapon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

食糧兵器
しょくりょうへいき
food weapon

食糧の戦略的価値を利用して,自国を有利に導くために,政治カードとして用いること。 1972~73年にかけての食糧危機,79~80年にかけてのアメリカ,ソ連の凶作などに直面し,それまで国内問題であった食糧問題は,世界的な関心事となった。一方では農産物過剰の時代といわれ,他方では食糧危機が叫ばれ,現実に飢餓に陥っている国々もある。食糧の戦略的価値は,このような食糧問題に対する世界的関心の中で高まり,アメリカのカーター政権による対ソ穀物禁輸などの一連の状況の中から食糧兵器という言葉が生まれた。こうした中で,アメリカでは 85年に食糧安全保障法という新農業法が成立した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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