飯倉善長寺門前（読み）いいぐらぜんちようじもんぜん

日本歴史地名大系 「飯倉善長寺門前」の解説

飯倉善長寺門前
いいぐらぜんちようじもんぜん

[現在地名]港区東麻布（ひがしあざぶ）一丁目

かわらけ坂の西側にある門前町屋。東側が往来を隔てて飯倉町五丁目、南も同町、西が善長寺境内、北が飯倉町四丁目。二代将軍徳川秀忠霊廟の別当宝松院信誉が、寛永一二年（一六三五）西久保の赤羽（にしくぼのあかばね）町裏通り（場所不明）の山際で三〇間四方の下屋敷を拝領。のち御用地となり慶安元年（一六四八）当地に替地を受領、その頃から善長寺寺地となって境内のうち一九八坪が門前町家を許された。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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