飯守泰次郎(読み)いいもり たいじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯守泰次郎」の解説

飯守泰次郎 いいもり-たいじろう

1940- 昭和後期-平成時代の指揮者。
昭和15年9月30日満州(現・中国東北部)生まれ。斎藤秀雄師事。昭和40年アメリカに留学,41年ミトロプーロス国際指揮者コンクールで4位入賞。44年カラヤン国際指揮者コンクール4位入賞。読売日本交響楽団,ハンブルク州立歌劇場,オランダ・エンスヘデ市立歌劇団などの指揮者を歴任し,平成5年名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。9年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者。13年関西フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者。同年サントリー音楽賞。14年芸術選奨文部科学大臣賞。24年新国立劇場オペラ部門芸術参与(26年同劇場オペラ部門芸術監督就任予定)。24年文化功労者。25年長年にわたる指揮活動の功績芸術院賞。27年舞台神聖祝祭劇「パルジファル」で毎日芸術賞。父は元裁判官・飯守重任(しげとう)。桐朋学園短大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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