飯山寺村(読み)はんさんじむら

日本歴史地名大系 「飯山寺村」の解説

飯山寺村
はんさんじむら

[現在地名]西淡町志知飯山寺しちはんさんじ

片田南かただみなみ村・たたら村の南、しん川中流域に位置する。室町時代と推定される淡路国楽頭職注文(護国寺文書)に「はんさんしの御とうくやう」とみえ、当地の飯山寺御堂供養に賀集かしゆう八幡宮(現南淡町)の楽人が勤仕していた。村名は飯山寺に由来する(重修常磐草)正保国絵図に飯山寺村とみえ、高一六三石余。天保郷帳では高一九一石余。反別戸数取調書では反別一六町九反余、高二七六石余、蔵入地、家数六一・人数二五四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android