飯詰高楯城跡(読み)いいづめたかだてじようあと

日本歴史地名大系 「飯詰高楯城跡」の解説

飯詰高楯城跡
いいづめたかだてじようあと

[現在地名]五所川原市飯詰 福泉

飯詰集落の東南にある。貞享四年(一六八七)検地帳には飯詰村に古館が三ヵ所記される。「津軽諸城の研究」は館跡二ヵ所をあげ、当館跡を飯詰朝日いいづめあさひ館とし、独立した高地で、高さ六〇メートル・東西二〇〇メートル・南北一〇〇メートルある山城で蝦夷館を改造したものとし、津軽鉄道津軽飯詰駅近くの飯詰館は蝦夷館であり、後に十三安東氏が属館として改造したものとみている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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