飲ん太郎(読み)のんたろう

精選版 日本国語大辞典 「飲ん太郎」の意味・読み・例文・類語

のん‐たろう‥タラウ【飲太郎・呑太郎】

  1. 〘 名詞 〙
  2. のんべえ(飲兵衛)
    1. [初出の実例]「呑(ノン)太良泣ならやらん梅の花」(出典:俳諧・株番(1812))
  3. のんきな者。
  4. 芝居などを無銭で見物する人。
    1. [初出の実例]「しっかいおれをばむかふさじきへのん太郎をいれたようにずっと立て」(出典:洒落本・蚊不喰呪咀曾我(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android