飼付(読み)かいつけ

精選版 日本国語大辞典 「飼付」の意味・読み・例文・類語

かい‐つけかひ‥【飼付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥などを飼い慣らすこと。餌付けをすること。
    1. [初出の実例]「莚なら一枚敷ほど雪消て〈松意〉 飼付による雉子鳴也〈卜尺〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)上)
  3. 釣り漁の餌を水中にばらまいて魚の群れを誘い集めること。
    1. [初出の実例]「飼付によるかの池の鯉鮒は朝とう網をうたんためとや」(出典:河内鑑名所記(1679)五)
  4. 瀬戸内海で、生きた魚を大阪などに送る前に、産地生簀(いけす)で数日間蓄養すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android