飾り三方(読み)カザリサンボウ

デジタル大辞泉 「飾り三方」の意味・読み・例文・類語

かざり‐さんぼう〔‐サンバウ〕【飾り三方】

年始の客に出す三方熨斗鮑のしあわび昆布を飾った硯蓋すずりぶた白木はしをのせる。

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精選版 日本国語大辞典 「飾り三方」の意味・読み・例文・類語

かざり‐さんぼう‥サンバウ【飾三方】

  1. 〘 名詞 〙 正月、年始の客に出すために、熨斗鮑(のしあわび)、昆布を盛った硯蓋(すずりぶた)と、白箸とを載せてある三方。〔故実拾要(1720頃)〕

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