餌ばに飼う(読み)えばにかう

精選版 日本国語大辞典 「餌ばに飼う」の意味・読み・例文・類語

えば【餌ば】 に 飼(か)

  1. えさを与えて鳥獣を捕える。また、人に利益を与えて油断させる。
    1. [初出の実例]「京の君を義経に嫁(めあは)せしは餌(ヱバ)にかうて肌をゆるさする一つ方便(てだて)」(出典浄瑠璃御所桜堀川夜討(1737)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 義経 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む