餓鬼偏執(読み)ガキヘンシュウ

デジタル大辞泉 「餓鬼偏執」の意味・読み・例文・類語

がき‐へんしゅう〔‐ヘンシフ〕【餓鬼偏執】

他人の考えや迷惑を無視して自分の考えだけにとらわれること。また、その人。

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精選版 日本国語大辞典 「餓鬼偏執」の意味・読み・例文・類語

がき‐へんしゅ【餓鬼偏執】

  1. 〘 名詞 〙がきへんしゅう(餓鬼偏執)
    1. [初出の実例]「己をもって、人にたくらべ、餓鬼偏執(ガキヘンシュ)は、武篇不案内の故、如此」(出典甲陽軍鑑(17C初)品二九)

がき‐へんず【餓鬼偏執】

  1. 〘 名詞 〙がきへんしゅう(餓鬼偏執)
    1. [初出の実例]「又いみじき人そしらはしき事候へども、時により、いはぬ事にて候。さやうのうへを申し候へばかきへんずとて笑ひ申し候」(出典:めのとのさうし(14C中か))

がき‐へんしゅう‥ヘンシフ【餓鬼偏執】

  1. 〘 名詞 〙 いつもがつがつしていて、他人の迷惑を顧みず、自分の考えに固執すること。がきへんしゅ。がきへんず。

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