饜足(読み)えんそく

精選版 日本国語大辞典 「饜足」の意味・読み・例文・類語

えん‐そく【&JISFBE7;足・厭足】

  1. 〘 名詞 〙 満足すること。欲望が満たされて飽きること。
    1. [初出の実例]「かの孟子にいへる斉人のごときは、〈略〉祭者のあまりを乞て饜足(ヱンソク)するたぐひまで一妻一妾をたづさへ」(出典談義本・世間万病回春(1771)三)
    2. [その他の文献]〔孟子‐離婁・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android