20世紀日本人名事典 「香川冬夫」の解説 香川 冬夫カガワ フユオ 大正・昭和期の農学者 京都大学名誉教授;愛媛大学名誉教授・元学長。 生年明治25(1892)年2月4日 没年昭和49(1974)年8月25日 出生地広島市 学歴〔年〕東京帝大農科大学〔大正5年〕卒 学位〔年〕農学博士〔昭和3年〕 経歴宇都宮高等農林学校教授から同校長となり、昭和3年「小麦属及類縁植物ノ系統ニ関スル研究」で農学博士。18年京都帝大教授、同大農学部付属農場長、農学部長を歴任、33年退官、名誉教授となり同年愛媛大学学長、退任後同大名誉教授にもなった。ムギ類の種・属間雑種に関する細胞遺伝学的研究で業績を残し、大学の農学研究体制の充実に尽力した。著書に「種属間交雑による作物育種学」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「香川冬夫」の解説 香川冬夫 かがわ-ふゆお 1892-1974 大正-昭和時代の農学者。明治25年2月4日生まれ。昭和18年京都帝大教授となり,農学部長などを歴任。のち愛媛大学長。コムギなどの種・属間雑種に関する細胞遺伝学的研究で知られた。昭和49年8月25日死去。82歳。広島県出身。東京帝大卒。著作に「種・属間交雑による作物育種学」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by