香染(読み)コウゾメ

デジタル大辞泉 「香染」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぞめ〔カウ‐〕【香染(め)】

丁子ちょうじを濃くせんじた汁で染めたもの。黄色味を帯びた薄茶色。→丁子染め

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精選版 日本国語大辞典 「香染」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぞめカウ‥【香染】

  1. 〘 名詞 〙 丁子(ちょうじ)を濃く煎じて、その汁で染めたもの。黄地赤みを帯びたもの。丁子染。香。
    1. [初出の実例]「かうぞめのひとへ、もしはきすずしのひとへ」(出典:枕草子(10C終)三六)

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