香染(読み)コウゾメ

デジタル大辞泉 「香染」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぞめ〔カウ‐〕【香染(め)】

丁子ちょうじを濃くせんじた汁で染めたもの。黄色味を帯びた薄茶色。→丁子染め

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「香染」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぞめ カウ‥【香染】

〘名〙 丁子(ちょうじ)を濃く煎じて、その汁で染めたもの。黄地赤みを帯びたもの。丁子染。香。
※枕(10C終)三六「かうぞめのひとへ、もしはきすずしのひとへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android