香積飯(読み)こうしゃくはん

精選版 日本国語大辞典 「香積飯」の意味・読み・例文・類語

こうしゃく‐はん カウシャク‥【香積飯】

〘名〙 (「維摩経‐下・香積品」に「是化菩薩以満鉢香飯維摩詰、飯香薫毘耶城及三千大千世界」とあるによる) 仏語香積如来の食べるご飯。転じて、僧の食べる物を敬っていう。
※狂雲集(15C後)山中示典座「休浄名香積飯、何時饍有美双魚

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android