香積飯(読み)こうしゃくはん

精選版 日本国語大辞典 「香積飯」の意味・読み・例文・類語

こうしゃく‐はんカウシャク‥【香積飯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「維摩経‐下・香積品」に「是化菩薩以満鉢香飯維摩詰、飯香薫毘耶城及三千大千世界」とあるによる ) 仏語香積如来の食べるご飯。転じて、僧の食べる物を敬っていう。
    1. [初出の実例]「休浄名香積飯、何時饍有美双魚」(出典:狂雲集(15C後)山中示典座)

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